最終日に向けて連日大にぎわいの大阪・関西万博。
数あるパビリオンは予約がないともはや入れない状況です。
でも万博は未来の技術や文化だけでなく各国のおいしいビールやフードを楽しむのもポイント。

まさにビールと食の万博!
そこで今回の記事では9月22日に行って体験した個性豊かなビールとフードをレビューでご紹介。
実際に行ったルートに沿ってお伝えしていきます。

万博で海外のビールを楽しみたい!
という方のお役に立てれば嬉しいです。
この記事でわかること
- 実際に回った海外ビールのルート
- 海外ビールおすすめ4選レビュー
- 万博で飲み比べを楽しむ方法
万博で海外ビールを楽しむコツ
海外ビールはいろんなパビリオンで提供されておりどれも個性的で飲みたくなります。
あれもこれも飲んでると大変なので万博で海外ビールを飲み比べするコツは

飲みたいビールを事前に決めておくこと
特に私のように県外から来て1日しか滞在できない!という方は時間のシュミレーションも必須です。
基本的に移動しながら飲み比べをするのでルートもけっこう大事。
今回の飲み比べできた海外ビールは個性あるおすすめ4種。
一つはおみやげビールですがレストランでは2種類のビールを楽しめました。
実際に飲み比べできた海外ビール4種
国名・地域 | ビール名 | 料金 | 場所 | 時間 |
---|---|---|---|---|
スペイン | マオウ | 500円〜 | コネクティングゾーン | 11:00 |
アフリカ | マダガスカル・バニラ・エール エチオピア・コーヒー・エール | 各1,200円 | リングサイドマーケットプレイス西 PANNAF’ | 13:00 |
チェコ | ピルスナー・ウルケル | 1,200円 | エンパワーリングゾーン | 17:00 |
マルタ | チスク・ラガー | 1,600円 | エンパワーリングゾーン | 18:00 |
私は西ゲートから入り時間にも限りがあったのでコネクティングゾーンを回ると決めて右回りのルートを選びました。
万博はとても広いので時間と体力の戦い!
目的を決めておくと午前中は意外とスムーズに動けるので、まずはどのルートで回るのかを決めておきましょう。
飲みたいビールを事前に決めておく
海外のパビリオンは自国のビールが飲めるところが多く選ぶのが大変。
飲んだことのないビールを飲みたい!と思って調べてみましたがかなりの量です。
SNSでビール情報を調べていたところ、Xでポイ活と陸マイラー情報を発信されているだいちぃさん作成の海外ビールマップを発見!

万博で飲める海外ビールを写真付きでわかりやすくに表示されているので

当日の動きをシュミレーションしやすい!
早速プリントアウトし当日も持参しました。
最新バージョンをチェックしたい方はだいちぃさんのポストをご確認くださいね。
いろいろあるのですが私はやっぱり通常では出会えないビールを飲みたい!と思ったのでマルタ、アフリカのビールを選択。
値段的にもリーズナブルなスペインから始まり本命のチェコのピルスナーでフィニッシュする予定でビール飲み比べをスタート。
おすすめ4種飲み比べレビュー
さて、いよいよタイムライン形式で飲み比べをレビュー。
ビールの特徴とパビリオンに入れたかどうかの状況もお伝えしていきます。
Mahou(マオウ)

まずはスペインの代表ビールMahou(マオウ)からスタート。
西ゲートから入って大屋根リングを渡り左に向かって歩いていくとスペイン館が見えてきます。
一斉に入れるパビリオンなので比較的待ち時間も短く20分ほどで入場。

大きなスクリーンやオブジェは「黒潮」をテーマに日本とのつながりを展示。
入場後なかなかの見応えがあるパビリオンを満喫し喉が乾いたわ〜と思ってところに売店が!
お持ち帰り用のビールもありますが冷蔵庫にはキンキンに冷えたビールがスタンバイ。

500円で購入できるのでかなりリーズナブル。
購入後は外の木陰に座ってまずは一杯を楽しみ、次のパビリオンへ向かう準備をしました。
マオウビールは2種あります。
- シンコ・エストレージャス(赤ラベル)
ABV5.5%の喉越しの良いピルスナータイプ。 - セッションIPA(にぎやかなラベル)
ABV4.5%の華やかでホッピーな香りのライトなIPA。
どちらもキレが良く度数もちょうど良いので始めの一杯におすすめ!

この2つはネットでも購入できるので自宅でも楽しめます


アフリカン・クラフトビール

スペイン館を見た後その近くにあるトルコ館をまわり、そろそろお昼ごはん。
実は大混雑の日も比較的ゆっくり座って食事とビールが楽しめるレストランがあるんです。

アフリカンダイニングホールPANAF’です
こちらは事前にインスタで調べておいたお店。
せっかくなので行ったことのない国の料理を食べたい!と思いアフリカンフードを選びました。
トルコ館から大屋根リングを超えると向かいにあるリングサイドマーケットプレイス西にあります。

13:00ごろに到着した時にはすでに並んでいましたが20分ぐらいで入れました。
カウンター席は日が当たり暑いのでソファに座って食べたいと思っていると…なんと!エアコン前の席をゲット。
少しでも体力温存したいのでお昼はゆっくり座って食べられるスポットがおすすめです。

マダガスカル・バニラ・エール

エチオピア・コーヒー・ポーター
PANAF’で楽しめるクラフトビールはこの2種
- マダガスカル・バニラ・エール
マダガスカル産のバニラを使ったエール。意外と苦みもあって料理によく合います。 - エチオピア・コーヒー・ポーター
ビターチョコレートのような香ばしい香り。スッキリして飲みやすく甘みと苦みのバランスが最高!
アフリカンフードを食べるのはこれが初めて。
マフェ・セットにはクスクスが添えてあるのですがこれが想像してたよりもおいしい!
煮込んだ鶏もも肉や豆とよく合い、ビールともよく合うのでこのセットはかなりベストチョイスでした。

1日に何度かアフリカンミュージックの演奏もあり音楽も楽しむことができるのでお腹も心も大満足。
人混みを忘れてゆっくりアフリカンビールと料理を堪能できるのもポイント。

タップでキンキンに冷えたクラフトビールを楽しめますよ
ピルスナー・ウルケル
アフリカン料理を楽しみ14:00ごろから午後のパビリオン巡りにチャレンジしましたがとにかく入れない!
エンパワーリングゾーンを抜けて歩いているとやっと並べるパビリオンのスイス館を発見。
40分並んで入り見学し終えたら17:00ごろに。
歩き疲れたのでそろそろ本命のビールを飲みに行こうと思いチェコ館へ向かいました。

チェコ館のパビリオンは規制がかかって並べずレストランには入れませんでしたが、テイクアウトでピルスナー・ウルケルをゲット。
世界で初めてのピルスナービールで知られている大人気のビールでチェコ館ではこのビールのみ提供しています。

注ぎ方はハラディンカ、シュニット、ミルコの3種あるのでお好みで。
泡が半分以上あるシュニットやほぼ泡のみのミルコは二杯目に飲むのがおすすめ。
私はもちろんしっかり味わいたいので一番人気のハラディンカをオーダー。

キレと泡立ちの良さが最高のコンビネーション!
アルコール度数も4%から5%ぐらいですがしっかりしたコクがあります。

このビール目的で万博に来る方も多いのでは?と思うぐらいのおいしさ!

せっかくなのでチェコのフードも1品オーダーしてみました。

ジャガイモのダンプリング(クネドリーキ)はお団子のような食感。
もっちりしていてビネガー風味のソースとよく合います。
ピスルナーの爽快な味わいとクネドリーキを食べているとまるで海外旅行をしている気分。

テイクアウトなら夕方の大屋根リングを眺めながら至福の一杯を楽しめますよ!
チスク・ラガー

CISK Lager(チスク・ラガー)は地中海で愛される、約80年の歴史があるローカルビール。
日本ではネット購入でも手に入りにくいのでぜひ飲みたいと思っていました。
チスク・ラガーはマルタパビリオンの横にあるブースでテイクアウトできます。

おみやげに買って帰ろうと思い値段をみると、なんと1本1,600円!
万博価格は変動するのですが以前調べていたよりも200円アップ。
輸入コストもかかるし滅多に飲めないビールだし海外旅行に行かずに飲める…と納得し購入。
後日お家でゆっくり飲んでみると


爽快だけどまろやかでおいしい!
心地よい苦味があり日本のラガービールに似てるかも。
万博ビールは現地で飲むのも楽しいですがおみやげでお持ち帰りもおすすめ。
自宅でゆっくり余韻に浸りながら海外ビールを味わうのも万博の楽しみ方の一つ!
まとめ:万博で楽しむ海外ビール飲み比べ

世界各国のビールを楽しめる大阪・関西万博。
パビリオンを楽しむのはもちろんですが、予約がなくても楽しめる世界のビールやフードを通して万博の素晴らしさを実感できます。
万博で海外ビールを楽しむ3つのポイント
- 飲みたいビールを決めておく
パビリオン巡りがより楽しく - 時間とルートをシュミレーション
限られた時間を有効に使うため - おみやげビールを購入
家でも万博の余韻を楽しめる
テイクアウトで飲む場合は座るところも確保できるかチェックしてみてくださいね。
おすすめはチェコ、マルタ館の前にあるウォータープラザ前にあるベンチで大屋根リングを眺めながら飲むビール。
全てテイクアウトも大変なので一つはゆっくり座って飲めるパビリオンを見つけておくのもポイントです。
あなたも万博に行かれる際にはぜひ海外ビールやフードを試してみては?
まるで海外旅行している気分を満喫できますよ!

海外ビールで世界旅行を楽しもう!
海外ビールをもっと知りたい!という方はこちらもどうぞ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。