クラフトビールの魅力はその土地それぞれの個性を楽しめること。
今回の記事では岐阜県関市初のクラフトビールBlade Factory Brewing(ブレードファクトリーブルーイング)をご紹介。
刃物の町として有名な場所だけにビールの名前やラベルがとてもユニーク!
この記事ではどんなビールを楽しめるのかを詳しくレビューでお伝えしています。

全国のおいしいクラフトビールを知りたい!
という方のヒントになれば嬉しいです。
この記事でわかること
- Blade Factory Brewingの特徴
- 4種飲み比べレビュー
- 購入方法とおすすめポイント
Blade Factory Brewingの特徴

Blade Factory Brewing(ブレードファクトリーブルーイング)は2024年に誕生した岐阜県関市初のクラフトビール醸造所。
関市は日本の「刃物の町」として知られており、その地域性を活かしてビールのコンセプトも「刃物」です。
ビールの名前にはGYUTO IPA(牛刃IPA)やYAKIIRE(焼入れ)、FUNAYUKI(舟行き)など包丁や製造工程にちなんだ名前が付けられています。
醸造所はかつて日本刀の製造工房だった建物を改築。
現在も職人が包丁を作る工房が隣にあり、ものづくりを体感できる醸造所なんですよ!

包丁×クラフトビール…すごくユニークな組み合わせ
丁寧につくられた包丁とクラフトビールにはなんだか共通点があるような気がしてきますよね。
ビールの名前やラベルデザインにもそれぞれ個性が光ります。
個性的なラベルデザイン

その名の通り「切れ味鋭いクラフトビール」としてファンも増えている個性的なビール。
ラベルはどれもアートなデザインで飾っておきたくなります。
ビールの名前は包丁の種類や、包丁をつくる時の工程が由来になっています。
ビールの名前に使われている包丁を作る工程
- 焼き入れ
鋼を非常に強くするための重要な工程 - ぼかし
日本刀の刃文(はもん)をつくる時の技術 - 舟行き
熱した刀身を冷やすための水槽(舟)に入れること - 荒砥ぎ
目の粗い砥石を使って包丁や刃物を砥ぐ作業 - 黒打ち
包丁をつくる時の焼き入れ作業の際表面にできた黒錆びをあえて残した仕上げ法

それぞれの意味がわかるとビールが味わい深いね
ビールの名前に使われている包丁の名前
- 牛刀
西洋で考案された洋式の万能包丁 - 柳刃
刺身を切ることに徹した日本の伝統的な和包丁 - 霞刃
一般的に霞包丁と呼ばれる日本の伝統的な和包丁
他にも女忍びの武器(クナイ)をイメージしたものなど刃物をテーマにしたネーミング。
どれも一度見たら忘れられないビールでインパクトは相当ありますよね!
個性ある4種飲み比べをレビュー

今回はいろいろ飲み比べをしてみたかったのでふるさと納税でお取り寄せ。
飲み比べセット4種12本セットには
- YAKAIIRE
焼き入れ(おまかせ) - BOKASHI
ぼかし(定番) - YANAGIBA LAGER
柳刃ラガー(定番) - GYUTO IPA
牛刃IPA(定番)
が入っていてどれも飲みごたえがありそうです。
そして嬉しいのはオリジナルのコースターとスティッカーも入っていること。

オリジナルのコースターで飲んでいると、まるでビアバーで飲んでる気分。
最近はコースターをつけてくれるブルワリーが減っているのでビール好きにはたまりません!
YANAGIBA LAGER

まずは「キレ×ホッピー」をコンセプトにした YANAGIBA RAGER。

爽やかでドライな飲み口!
バッチによってライムの香りやトロピカルな香りなど変わりますがなんともフレッシュ。
ラガーのグイグイ飲める爽快さにホップの心地よい香りがプラスされ、飲み比べの一番初めに飲みたい一杯。

これは刺身との相性が良さそうだね!
うっかりコースターを使うのを忘れてしまい、取り出してよく見てみるとスタッフの方のこんな素敵なメッセージが。

とても丁寧な対応にブルワリーさんへの好感度もかなりアップ。

心遣いが本当に嬉しい!
GYUTO IPA

ラベルがひときわ目を引くGYUTO IPAもシリーズの一つ。
スッキリとした飲み心地のウエストコーストIPA。

これはIPA好きな私も一推し
こちらもかなりホッピーでオレンジやシトラスのような柑橘系の香りを楽しめます。
ラガー同様「キレ」と「スッキリさ」を体感できる一推しの一杯!
BOKASHI

定番の中でもホップの香りを存分に楽しみたい!という方におすすめのBOKASHI。
洋ナシのようなジューシーな香りがなんともフルーティ!

にごり具合もほどよくスッキリしたヘイジーIPA
飲み心地といい甘すぎないあと味といい、オールマイティな一杯です。
ラベルは包丁の「ぼかし」部分を拡大したデザイン。
まるでアート作品を眺めているような気分も楽しめます。
YAKIIRE

ラベルも名前もひときわ目を引くYAKIIREは透き通った色合いのアンバーエール。
定番以外のおまかせビールで入っていました。
ホップの香りがとても上品でとても飲みやすいのでどんな料理にも合いそう。
まろやかなあと味で秋冬に向けて飲みたくなる一杯。

濃いめの色合いですがグイッと飲めます
「焼き入れ」という名前の通り、ラベルも炎のデザインでクール!
Blade Factory Brewingの購入方法

ふるさと納税で手に入れる
Blade Factory Brewingのビールはふるさと納税でもお取り寄せできます。
「飲み比べセットを試してみたい」という方や
「ビールと共に関市を応援したい!」という方には特にふるさと納税がおすすめ。

ふるさと納税はクール便の送料無料なのでお得!
まずは定番だけを飲み比べしたい!という方にはコンパクトな6本入りもあります。
6本入りは定番が2セットずつ入っているのでこちらも家族や仲間と飲み比べを楽しめます。
比較的新しいブルワリーさんはビールの情報が少ないので、まずはブルワリーのおすすめを味わってみては?
公式オンラインストアで購入
これまでタップルームや一部店舗、またはふるさと納税でしか購入できなかったBlade Factory Brewingのビール。
なんと2025年9月に公式オンラインストアで購入できることに!
直送で醸造所の出来たて新鮮ビールを購入できるのは嬉しいですよね。
限定のビールや新作を飲みたい!という方はぜひチェックしてみてくださいね。

インスタで日々新作が更新されているので気になる方は要チェック
まとめ:Blade Factory Brewingの魅力

刃物×クラフトビールのコンセプトがとてもユニークなBlade Factory Brewing。
キレがあってまるで刃物のような味わいを楽しめるビールがせいぞろい。
2024年にできたばかりですがすでに人気上昇中のブルワリーです。
醸造所が刃物工場内にあるのもユニークですよね!
Blade Factory Brewingのおすすめ理由
- ホップの香りを楽しめるビールが多い
- 関市の上質な水使用でクリアな味わい
- 地元関市の伝統文化も応援できる
- ふるさと納税が利用できる
あなたもぜひ刃物×クラフトビールの魅力を体験してみては?
ビールを通して刃物づくりの奥深さも楽しめますよ!

ビールとの出会いは一期一会!
最後まで読んでいただきありがとうございました。