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【小学生】英検®︎4級に合格するための勉強法と教材をわかりやすく解説

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2020年から小学校で英語が教科として本格的に導入されはや数年。

英語にも慣れてきて『小学生で英検®︎にチャレンジしてみたい』というお子さんも増えてきました。

そこで英検®︎(以下英検と称します)5級を合格し4級を目指しているお子さんと保護者の方必見!

今回は小学生が英検4級に合格するための勉強法と教材をくわしく解説しています。

保護者

4級を合格するためのポイントを知りたい

という保護者の方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること

  • 英検5級から4級へのステップアップ
  • 英検4級のおすすめ勉強法と教材
  • 英検4級のスピーキングテストの内容
この記事を書いたのは
  • 英会話教師 キャリア20年
  • 英検®︎・受験対策の経験豊富
  • 英検®︎準1級・TOEIC855
ポリ子です
目次

英検5級から4級へのステップアップ

英検4級の問題形式と合格ライン

英検4級に出題される語彙は約800〜1300語

文法はだいたい中学2年生ぐらいのレベルです。

簡単な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。

英検4級は筆記とリスニングで合否が決まり、CSEスコアはそれぞれ500点満点。

合格ラインは満点1000点中622点なので約62%の得点率です。

ポリ子

筆記、リスニングそれぞれ7割を目指したいですね

CSEスコアとは、英語力を国際的なスコア尺度ではかるものさしのようなもの。自分のCSEスコアを他の級や他の試験と比較することで、自分の英語力を客観的に確認することができます。

筆記は4つの問題があり解答時間は35分。

形式問題数
短文の語句空所補充15問
会話文の文空所補充5問
短文の語句整序5問
長文の内容一致選択10問

リスニングは第3部まであり解答時間は30分。

形式問題数
会話の応答文選択10問
会話の内容一致選択10問
文の内容一致選択10問

英検4級は合否に関係なく自宅や学校で任意のスピーキングテストを受験できます。

英検5級と4級の違い

4級は小学生からチャレンジできる級ですが5級と大きく変わる部分があります。

ポリ子

4級には長文の内容一致選択問題が入っています

長文問題にはA・B・Cの3種類。

  • A 掲示やメモの文章
  • B Eメールや手紙文
  • C 説明文

問題数はAが2問、Bが3問、Cが5問です。

保護者

長文問題解けるかしら…

難しそうに感じる長文問題。

実は語彙力を伸ばすことと長文の解き方のコツを知ることで4級の合格はグッと近くなります。

4級は小学生でもステップにそって勉強することで合格することができる級です。

ポリ子

5級を合格したらぜひチャレンジしてみましょう

英検4級合格のための勉強法と教材

英検4級に出題される語彙はおよそ800〜1300語

どの問題を解くにもまずは語彙力をアップしなければなりません。

英検4級の合格のヒントはまず自分の好みに合った単語帳の単語を1冊まるまる覚えること

4級の筆記の問題形式

①単語・熟語・文法の問題
②会話文の完成問題
③語句の並べ替え問題
④読解問題

リスニングの問題形式

①会話の応答文
②会話の内容一致選択
③文の内容一致選択 

長文問題も入っているので時間を計って問題を解く練習も必要です。

ポリ子

勉強する時にはタイマーを使うと効果的ですよ!

それでは問題形式にあわせておすすめの勉強法と教材を解説していきますね。

大問1 単語・熟語・文法問題 

英文中の( )に適切な語や句を入れて文を完成させる問題が15問。

大問1によく出る内容と対策法はこちら

  • 【単語】名詞や動詞の形、形容詞の問題は頻出
  • 【熟語】一部が(  )になっている問題は毎回覚える
  • 【文法】必ず出てくる文法事項があるので必ず覚える
  • 【頻出文法】時制、不定詞、動名詞、疑問詞、代名詞、比較級、命令文
ポリ子

音源をしっかり活用して覚えましょう

英検合格のポイントは英単語の意味を日本語で理解できること。

英語→日本語→英語の繰り返しで口頭練習をするとリスニング、スピーキングの力を同時に伸ばすことができます。

音源付きで英検の単語を覚えるには英検4級でる順パス単が一番効果的!

出る順パス単シリーズはどの級でも大人気の最強シリーズ単語帳。

出る順だから効率よく音源を使って必要な単語から覚えられる!

出る度AからCまであるので『最低でもAまでは覚える』など、自分のペースで学習を進めることが出来ます。

ただ、文字だけで単語を覚えるのが苦手…というお子さんにはちょっとハードルが高い教材。

もっとイラストが多い単語帳がいい!という場合はこちらがおすすめ

絵で覚える単熟語(絵単)のメリットはなんといっても単語や表現をイラストと一緒に覚えられること。

音源も対応するページの2次元コードをスマホやタブレットで読み取って聞くことができます。

公式リスニングアプリ「英語の友」をダウンロードして聞くことも可能。

チャンツ(リズムに乗せて発音すること)で単語を単語を楽しく覚えることができるのも嬉しい。

私はレッスンでパス単も絵単も使っていますが絵単が好き!という生徒が多いです。

文字を読むことが負担なお子さんにはこちらがベストかも。

ポリ子

お子さんの好みに合った単語帳を1冊持っておきましょう

【合格のヒント】1日に覚える単語数を決めて取り組む

大問2 会話文完成問題

2人の会話文のどちらかの発話の一部または全部が( )になっていてその中に入れるものを選ぶ問題が5問。

おわびの表現(I’m sorry )お願いや許可の表現(Can you〜 、May I〜)提案の表現( Shall we〜)が頻出。

ポリ子

パターンで覚えることが大切

どこで使われているのか場面を想像しながら発話しながら覚えましょう。

【合格のヒント】パス単の定型表現編や文単の会話表現でしっかり練習する

大問3 語句の並べ替え問題

与えられた日本文に合う英文を5つの語句を並べ替えて作る問題5問。

基本的な文法力と表現力が必要です。

ポリ子

文法問題はまず文法を知ることから!

ここではイラストを使って丁寧に説明されている「英検4級をひとつひとつわかりやすく。」がおすすめ。

このシリーズは小学生でも楽しく文法を学ぶことができます。

左に解説、右に問題がセットになっているので毎日少しずつ取り組めるのがとても良い!

文法だけでなく単語や動詞、形容詞などのよく出る単語もイラストでわかりやすく説明されているのがポイント。

CDやアプリ配信つきなのでリスニングの対策もステップを踏んで取り組めます。

ポリ子

小学生で4級を目指すならこの1冊

やさしい解説で初めて文法を学ぶ小学生にはとてもおすすめなのですが

問題量が少ないので体得するためには他の教材が必要

この教材は問題形式や文法を学ぶ教科書として使って予想問題集や過去問で何度も問題を解きましょう。

【合格のヒント】問題を解く時は見開き2ページをセットで解く

大問4 読解問題

A2問・B3問・C5問の読解問題です。

長文の読み方
  • 掲示はタイトル→質問→英文に戻って答えを探す
  • Eメールや手紙はFrom(差出人)To(受取人)Subject(件名)を読む
  • 説明文はタイトル→質問→英文に戻って答えを探す

長文の詳しい解き方はひとつひとつわかりやすく。のテキストでまず理解します。

解き方のコツを理解したら時間を計って何度も問題を解きましょう。

問題をたくさん練習するには7日間完成 英検4級予想問題ドリル(旺文社)がおすすめ!

予想問題ドリルの良いところ

  • リーディングとリスニング問題が5回ずつ練習できる(スピーキング1回)
  • 解説が丁寧で間違えたところをしっかり復習できる
  • 小学生にとって音源がアプリだけでなくCDが使えることも大きなポイント

長文問題はどこを間違えたのかを自分で振り返ることが一番大切です。

予想問題ドリルは解説とリスニングのスクリプト(英文を文字にしたもの)が付いているので復習がしっかりできるのがポイント。

スマホで学習するのはとても効率的ですが、小学生が勉強するツールとしては使いこなすのは難しい

ポリ子

スマホは誘惑が多いですよね

CDを使ってリスニング練習をする方が切り替えができて学習の効果が高いんですよ!

リスニングテスト対策

4級のリスニングは第1部から第3部まであり、全て2回ずつ放送されます。

  • 1部はイラストのみなので会話、選択肢両方とも聞き取る
  • 2部は対話とその内容に関する質問を選択肢から選ぶ
  • 3部は英文とその内容に関する質問を聞き、選択肢から選ぶ

リスニングを解くときのポイントは

STEP
1回目で答えを見つけて2回目で確認
  • 2回流れますができるだけ1回目で答えを見つける練習をする
  • 2回目で合っているかの確認をする
STEP
問題用紙の選択肢を英語が流れる前に見る
  • 問題用紙の選択肢を見ると、数、場所、時間などが書いてあるので何の質問がくるのかを推測できる
STEP
メモをとりながら情報を聞き取る
  • 英検は問題用紙に書き込みができるので、聞きながら大事な情報をメモで書き取る習慣をつけておく

リスニングは日々の聞き取りの習慣がとても大切です。

いきなり予想問題集を使って実践問題を解くのはハードルが高い!

毎日5分でいいのでぜひ英語を聞く習慣を作りましょう。

英検を目指すならNHKの語学講座が取り組みやすくておすすめ。

楽しく英検4級のリスニング力を身につけることができます。

英検4級のスピーキングテスト

4級のスピーキングテストは合否関係なく自宅や学校で受験できるスピーキングテストです。

試験は面接委員との対面式ではなくパソコンやタブレット、スマホを使ってスピーキングテスト受験サイトにアクセスし、受験します。

スピーキングテストは

①イラストに書かれた英文の音読
②英文についての質問3つ
③個人質問1つ

一次試験の結果とは関係なく受験できるのが嬉しい!

ポリ子

3級の二次試験の予習としてぜひチャレンジしてみましょう

スピーキングテストの練習は英検4級予想問題ドリルで1回分できます。

まとめ:英検4級合格のためのステップ

英検4級に合格するためには日々の取り組みがとても大切です。

受験日までの学習プランを決めて効果的に学習を進めていきましょう。

ポリ子

保護者の方もぜひ声掛けをしてあげてくださいね

英検4級合格のための5つのステップ

  1. 単語は音源を使って反復学習
  2. 単語は英語→日本語を言えるようにする
  3. 並べ替え問題は文法しっかり身につけてから
  4. 長文はコツを覚えて時間を計って解く
  5. リスニングは毎日取り組むと効果的

まずはパス単や絵単で単語を覚えることからスタート!

ご紹介した教材を効果的に使うステップはこちら

  • まずはパス単や絵単で単語を覚えることからスタート!
  • ひとつひとつわかりやすく。」で文法や問題形式を勉強
  • 時間を計って「予想問題ドリル」で問題をたくさん解く

このステップで準備をしっかりして本番で実力を出してくださいね。

目標に向けて勉強する経験はとても大事。

これから中学校で英語を勉強するときの大きな自信になりますよ!

ポリ子

Hard work pays off!
努力は裏切らないよ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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