英語は中学校1年生ですでに好き嫌いが分かれる教科。
大学受験まで考えると中学校で英語が苦手=大学受験で苦労するという方程式が成り立ってしまいます。
英語は中学校、高校、大学とずっと付き合っていかなければならない必須の科目。
そこでこの記事では
英語を好きになるにはどうしたらいいですか?
という中学生のために英語の苦手を克服するための学習法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
この記事でわかること
- 中学生で英語の苦手を克服する方法
- 英単語を覚える3つのステップ
- mikanアプリやフォニックスについて
英単語を覚える3つのステップ
英語を好きになれない中学生の声
英語が苦手な中学生の悩みは主にこの3つ。
- 単語が覚えられない
- 英語の発話テストが苦手
- テスト対策の仕方がわからない
英語が苦手な中学生からの相談は何が一番多いの?
「単語が覚えられない」です。
英語を習得するにはまず語彙力(=どれだけ多くの単語を知っているか)を伸ばすことが不可欠。
わかってるけど単語が覚えられないんだよね
という声も多いと思いますが語彙力は英語学習の基礎になる部分。
スポーツをするときの基本のトレーニングを想像してみましょう。
基礎が出来ていないと応用まで辿り着けませんよね。
英語も同じように基本のトレーニングが必要なのでぜひ、英単語の覚え方の3ステップを身につけましょう。
英単語の覚え方3ステップ
では、実際に単語の覚え方を実践していきます。
教材は学校の教科書、英検®︎の単語帳など自分が使っているものを用意してください。
アプリやCDの音源がついているものがおすすめ
- 正しい発音を聞いて発話します。
- 発話すると単語を聞き取れるようになるのでリスニングの力も伸びていきます。
- Library → 図書館 → Libraryのように英語 → 日本語 → 英語で繰り返します。
- 英語と日本語の音が一度に頭に入るので記憶に残りやすいのがポイント。
- 発話しながらつづりを書く練習をします。
- フォニックスルールを知っているとスペルミスがなくなります。
はじめは時間がかかるのでなかなか進まないかもしれません。
これを習慣にして毎日続けると驚くほど語彙数が増えて英語力がアップしていきます。
書くだけじゃダメなの?
音と連動することが大事!
単語を覚えるときには英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)のうち2技能を使うことで記憶に残りやすくなります。
音と連動することでつづりも格段に覚えやすくなるんですよ!
アプリやテキストを使って単語を覚える
フォニックスルールを知る
単語を覚えるときはその単語を読めないと覚えられません。
音源を使って覚えるのももちろんですが、知らない単語を読めるようになるにはフォニックスルールが大活躍。
フォニックスルールとは、英語の文字と音のルールです。
アルファベット26文字にはアルファベット読みとは別にそれぞれの音を持っています。
発音と文字の関係性を学ぶことで知らない単語でも7割程度は発音できるようになり、書けるようにもなります。
英語圏の子どもたちは幼少期にフォニックスを学びます
フォニックスについてのわかりやすいYouTube動画もあるのでぜひ活用してみましょう。
実践的に学ぶならCD付きのテキストがおすすめ。
フォニックスのルールを知ることで単語を読める、書けるようになると語彙力も上がります。
語彙力が上がると英語の文章も読めるので長文読解も怖くない!
ぜひフォニックスのルールを知って語彙力をアップしていきましょう。
フォニックスの権威である松香フォニックスの「Active Phonics」は中学校でも使用されています。
フォニックスのルールを実践しながら身につけるには最適のテキスト。
ぜひCDを活用しながら学習を進めてみてくださいね。
Active Phonicsの改訂版も出ています。
音源がQRコードで読み取れるのでスマホやタブレットで利用したい方はこちらがおすすめ。
英単語アプリを活用する
英単語アプリmikanは、APPストアの教育カテゴリ無料ランキングでTOP15に入る英単語アプリです。
『単語はもっと手軽に覚えたい』と思う方にはmikanアプリを利用するのもおすすめ。
覚える→テストする→単語の意味を身につけるというサイクルをスピーディに繰り返す点がとても優れています。
ネイティブの発音を聞きながら英語→日本語の即答練習をしていきます。
mikanは単語を何回も覚えるまで繰り返すことができる点がポイント。
テストが終わる度にいろんなリアクションがあるのも楽しい!
正解までが早かった時→Great!
正解まで時間がかかった時→ Good!
正解しなかった時→Bad…
100単語ごとにランクアップテストを受けることもできます。
『こんなにランクが上がった』というロールプレイングゲームのような感覚で学べるのもポイント。
アプリで単語を覚えるのはとても手軽でおすすめですが
mikanは、4つの選択肢から日本語の意味を選ぶ形式になっています。
タッチペンを使ってスペルを書いたりすることや、スペルを確かめたりする機能はありません。
長文読解やリスニングの力を伸ばすための語彙力アップにはおすすめ
隙間時間を活用できるので他の単語帳と併用してみましょう。
アニメを活用する
アニメが好きな方にはスマートフォンアプリEEvideo(動画で学習サポート)もおすすめ。
好きなアニメを英語の吹き替えでしかも英語の字幕付きで見ることができます。
何度も出てくる単語を耳から覚えることができるので楽しく英語を学べるのがポイント。
スラッシュリーディング(区切り読み)も身につきます
興味のある方は無料で利用できるお試し動画もたくさんあるのでぜひ見てみてくださいね!
教科書の音源を活用する
一番身近なのはやはり学校で使っている教科書。
どの出版社の教科書にもQRコードがついているので全ての内容の音源を聴くことができます。
中学校で学ぶ単語の数は1600語から1800語。
小学校5・6年で学ぶ語彙数を足すとなんと2500語です。
英語の単語を覚えるのが苦手な方はまず、学校の教科書に出てくる単語を覚えていきましょう。
単語を覚えると定期テストにも自信がつきます。
定期テスト対策の詳しい勉強方法はこちらをご参考くださいね。
英単語の効率的な覚え方
さて、いよいよ実際に覚える単語数やタイミングをお伝えしていきます。
自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。
毎日覚える単語の数
まずは覚えかたの3ステップをおさらい。
英単語の覚え方の3ステップは
- 単語の発音をまず聞く
- 日本語と英語を交互に発話して音と文字を一緒に覚える
- 発話しながらつづりを書く
長いつづりも音とともに覚えれば怖くない!
自分なりに単語の覚え方を身につけておくと高校生になっても英語に自信をもって取り組めます。
小学校、中学校で学ぶ語彙数はこんなにたくさんあります
単純に1日で3単語覚えると3単語×365日で1095単語。
1年で2500語の約半分をカバーできます。
1095語…覚えられるかなあ
毎日は無理!
という方は3単語×5日=15単語にして土日は復習にしてみましょう。
毎日新しい単語を覚えても必ず忘れるので復習しながら進めることがポイントです。
単語を復習するタイミング
英単語を復習するタイミングは1日後、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後がポイント。
エビングハウスの忘却曲線で忘れやすいタイミングが示されています。
次の日に67%忘れていますが33%は記憶されています。
ここをベースに復習することで再び記憶を100%まであげることができます。
記憶を定着させ、覚える時間の節約にもなるんだね!
毎日続けることが大事なんですよ!
まとめ:単語を覚えて英語を好きになる
英語を好きになるポイントはまず単語を覚えるコツを身につけること。
単語が覚えられると語彙力がアップするので英語を勉強するのが楽しくなります。
語彙力がアップするとできること
- 長文が読めるようになる
- リスニング力がアップする
- リスニング力がアップするとスピーキング力もアップする
- 英語に必要な4技能がまんべんなくレベルアップして自信がつく
まさに単語を制する者は英語を制す!
今日からぜひ、1週間に15単語を目指して覚えていきましょう。
この記事が英語を好きになるヒントになれば嬉しいです。
Practice makes perfect!
継続は力なり!
最後まで読んで頂きありがとうございました。