中学校1年生ですでに英語の好き嫌いが分かれます。
大学受験まで考えると中学校で英語が苦手=大学受験で苦労するの方程式が成り立ちます。
英語は中学校、高校、大学とずっと付き合っていかなければならない必須の科目。
英語が苦手だと今後の勉強が面白くないですよね。
今回は中学生の英語の苦手を克服するための学習法を紹介します。
この記事でわかること
- 中学生で英語の苦手を克服する方法
- 中学生の英単語の身につけ方
- 英単語を覚えるステップ
英語を好きになれない中学生の声

- 単語が覚えられない
- 単語を正しく発音できない
- 単語のつづりを書いても覚えられない、すぐに忘れる

英語が苦手な中学生からの相談は何が一番多いの

『単語が覚えられない』です。
そこで英語を習得するにはまず語彙力(=どれだけ多くの単語を知っているか)を伸ばすことが不可欠です。
今回は単語の覚え方にフォーカスをあててわかりやすく説明しています。
また、中学校の英語の定期テストに先手を打つ方法については、こちらの記事でわかりやすく解説しているのでご参考ください。

英単語の覚え方3ステップ

- 正しい発音を聞いて発話しながら覚えます
- 読み方が分かれば書けるようになるし、リスニングも聞き取れるようになります。
- 例えば、Library → 図書館 → Library
- 英語 → 日本語 → 英語
- 英語と日本語の音が一度に頭に入るので記憶に残りやすいです。
- リスニングにも良い効果があります。
- 発話しながらつづりを書く練習をします。
- フォニックスルールを知っているとスペルミスがなくなります。
フォニックスルールとは

フォニックスルールとは、英語の文字と音のルールです。
アルファベット26文字にはそれぞれ音があるので、発音と文字の関係性を学ぶことで知らない単語でも7割程度は発音できるようになり、書けるようになります。
英語圏の子どもたちは幼少期にフォニックスを学んで読み書きができるようになります。
フォニックスにはいくつも本やアプリがありますが『フォニックスってなんですか?』はフォニックスルールと発音を詳しく紹介した基礎から学べるCD付き本です。
これからフォニックスの勉強をしたいと思っている方はぜひ参考にしていただきたいと思います。
フォニックスについて小学生から中学生向けにわかりやすいフォニックス教材を、こちらの記事でくわしく紹介していますのでご覧ください。

英単語アプリmikan🍊

英単語アプリmikanは、APPストアで教育カテゴリ無料のランキングでTOP10に入る英単語アプリです。
『単語はもっと手軽に練習したい』と思う方にはスマホのアプリのmikanを利用するのも良いと思います。
覚える→テストする→単語の意味を身につけるというサイクルをスピーディに繰り返す点がとても優れています。
アプリ内では、ネイティブの発音を聞きながら英語→日本語の練習ができます。
TOEICや英検などのコースを選んで使用できますし、中学生の英単語も学ぶことができます。
mikanは単語を何回も覚えるまで繰り返すことができる点がGood ポイント。
正解したけど自信のない単語や『Great!』正解までが早かった Good!『正解』 Bad..『間違えた』単語の理解度に応じて順位づけがされます。
100単語ごとにランクアップテストを受けることができて、『こんなにランクが上がった』というロールプレイングゲームのような感覚で学ぶことができます。
アプリで単語を覚えるのはとても手軽でおすすめですが、Badポイントもあります。
mikanは、4つの選択肢から日本語の意味を選ぶ形式になっています。
タッチペンを使ってスペルを書いたりすることや、スペルを確かめたりする機能はありません。
その他のおすすめアプリは、スマートフォンアプリ「EEvideo(動画で学習サポート)」
英語の文章の読解力を上げるのに効果的な「スラッシュリーディング(区切り読み)」を動画を見ながら体験できます。
興味のある方は無料で利用できるお試し動画もたくさんありますのでご覧ください。

『英語を好きになるには?』まとめ

単語の覚え方の3ステップは
- 単語の発音をまず聞く
- 日本語と英語を交互に発話して音と文字を一緒に覚える
- 発話しながらつづりを書く
長いつづりも音とともに覚えれば怖くない!
自分なりに単語の覚え方を身につけておくと高校生になっても英語に自信をもって取り組めます。
小学校、中学校で学ぶ語彙数はこちらです。
1日で3単語覚えたら、1年で3単語×365日=1095単語、1年で2500語の約半分をカバーできます。

1095語…覚えられるかなあ
毎日は無理!という方は
3単語×5日=15単語にして土日は復習にしてみましょう。
英単語を復習するタイミングは、エビングハウスの忘却曲線で忘れやすいタイミングが示しているので、1日後、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後をおすすめします。
目安になりますが24時間以内に1回復習するのが効果的な理由は、1日後に67%忘れていますが、33%は記憶されています。
ここをベースに復習することで再び記憶を100%まであげることにより、記憶を定着させ、覚える時間の節約になることなります。

英語を好きになるポイントはまず単語を覚えるコツを身につけること。
単語が覚えられると出来るようになることは
- 長文が読めるようになる
- リスニング力がアップする
- リスニング力がアップするとスピーキング力もアップする
- 英語に必要な4技能がまんべんなくレベルアップして自信がつく
まさに単語を制する者は英語を制す!
今日からぜひ、1週間に15単語を目指して覚えていきましょう。

Practice makes perfect!
継続は力なり!
最後まで読んで頂きありがとうございました。