TOEICのリーディングの攻略では時間配分がとても重要。
なぜなら同じ英語力でもここを攻略することで点数に差が出てくるからです。
今回はTOEICのリーディングで点数を上げるための時間配分にポイントを置いて解説していきます。
TOIEC攻略 1回目はリーディングの単語力について
TOIEC攻略 2回目はリーディングの文法力アップのためのテキストや勉強方法について
TOEIC攻略も3回目になりましたので、いよいよ実践編です。
リーディングはもちろん語彙力、文法力、速読力の総合した力が発揮されるパートです。
今回の記事はこういう方にオススメ
- リーディングの構成を知りたい方
- 適切な時間配分を知りたい方
- 具体的な解答方法を知りたい方
TOEICリーディング 構成

Part5 短文穴埋め問題30問
Part6 長文穴埋め問題16問
Part7 文書読解(1つ)29問 文書読解(複数)25問
短文穴埋めは1つの文章にある空所に入れる語彙問題。
文法、語彙、品詞の問題なので文法の基礎を固めるとスコアアップが期待できます。
長文穴埋めは文中の空所に当てはまる単語や文章を考えるので、前後関係を読み取る力が必要です。
文書読解では1つの文書はたいてい2問から3問の問題、複数の文書は各5問の問題が出題されています。
TOEICリーディング 時間配分

TOEICは英語力と同等にタイムマネジメント力が必要です。
いかに早く解いて、正しい答えを導くか…がポイント。
part5+part6→20分

part5 1問1分で13分 part6 7分で設定しています
この配分は自分の得意不得意で変えてOK
part7→55分1つの文書問題を25分、複数文書問題を30分と分けておくと、時間を見るときの目安になると思います。
TOEICリーディング 具体的な解答方法

TOEICリーディング part5
part5は副詞、代名詞、接続詞の使い方を文法書で確実にしておきます。

基礎で十分です
語源が同じで
・動詞(原形 過去形 過去分詞形 ing形)
・名詞
・形容詞
・副詞
を見極める問題が多いです
間違えたらその度に覚えることが鉄則です。
TOEICの文法は中学3年までのものをしっかり身につけておけば問題ありません。
文法に自信がない…という方は、こちらのテキストで復習しておきましょう。
このテキストは中学生の予復習にも大人気なのですが、大人の学び直しにもピッタリ。
4技能トレーニングがついているので、音声を聞きながら発話することでリスニングにも効果があります。
一つの文法事項が見開き2ページでまとめてあるのでシンプルでとてもわかりやすいのがポイントです。
TOEICリーディング part6
part6を7分で4つのセットを解くのですが、手紙文やお知らせが多いので単語も単純なものが多いです。
前後をよく読み、ここも確実に解答したいですね
part5同様の語彙力が求められます。
TOEICリーディング part7

part7 はまずは1つの文書をできる限り短い時間で解けるよう練習しましょう。
そして山頂の複数文書読解…。時間も残り後半となり気力も体力もギリギリになっている頃にやってきます。

問題に目を通してから文章に戻り答えを導きます
少しでも時間を短縮したいので必要ない文字は読まないことがポイント。
複数の文書ははじめの2〜3問がはじめの文書から、残りがもう1つの文書から答えを探します。
1つ目の文書はイベント内容やお知らせ、2つ目はそれに対しての個人的なメールやフォームがほとんどです。
1つ目の文書であらかじめ内容を把握し、個人の文書とリンクするところを見つけながら解いていきます。
よく聞かれる表現はこのパターンです
- what is indicated about 〜どんなことが示されているか?
- what is suggested about〜どんなことがわかるか?

最後の30分でこの25問を解くときは辛いですよね…

ここが頑張りどころ
TOEICを受験されたことのある方なら実感されると思いますが、テストをめくってもめくっても問題があるので、諦めたくなるかもしれません。
リーディングは45分のリスニングの後さらにやってくる大きな山。
リスニングで集中して英語を聞いて、すぐに75分でリーディングを最後まで解き終えることは並大抵ではありません。
まとめ:TOEICリーディング スコアアップ

TOEICは最後の5秒まで希望を捨ててはいけません。

なんといってもTOEICはマークシート
とにかく最後までぬりつぶすことが1つの目標になります。
初めて受験される方はその問題量の多さと時間とのプレッシャーでショックを受けるかもしれませんが、TOEICは慣れることが大切。
大学生の方や社会人の方で、目標のスコアがある場合はとにかく何度も挑戦して目標のスコアに到達していきましょう。

そして目標のスコアを達成することで未来が大きく変わることは言うまでもありません。
希望の会社に転職できたり、業務に取り組めたり…と、可能性が広がりますよね!
大学生の方なら希望の会社に就職するチャンスを手に入れることができるかもしれません。
英語学習は筋トレと同じで、コツコツ積み重ねてこそ結果が出るテストです。
まずは1日に取り組む学習を決めて、スコアアップを目指していきましょう。

No pain no gain!
痛みなく得るものはないよ!
最後まで読んで頂きありがとうございました。