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【TOEIC730点】リスニング勉強法とスコアアップできる教材3選を解説

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TOEIC730点は英語を強みにできるスコアです。

大学入試や就職・転職にも有利になるので取れるものならぜひ取りたいですよね

でもなかなかハードルが高いスコアでもあります。

そこでこの記事では

リスニングスコアが上がらない…

という方のためにリスニングパートの効果的な勉強法をご紹介。

目標点に向けての攻略法や使って効果のあったおすすめのテキストもお伝えしています、

ぜひ学習のヒントにしてみてくださいね!

  • TOEIC730点をとるためにやるべきこと
  • リスニング各パートの攻略法と勉強法
  • 効果のあるおすすめテキスト3選
この記事を書いたのは
  • 英会話教師 キャリア20年
  • 英検®︎・受験対策の経験豊富 
  • 英検®︎準1級・TOEICスコア855
ポリ子です
目次

リスニングスコアをアップするためのポイント

TOEICは全部で200問あり、リスニングとリーディングで100問ずつ。

それぞれ満点は495点。

スコアは統計で処理されるので毎回違いますが730点を目指すなら 7割を目標にしたい。

つまり350点前後です。

7割…取れるかなあ?

ポリ子

各パートをしっかり攻略したら取れますよ!

ここではTOEICで730点取るためのリスニング勉強は何から始めたら良いのかをお伝えします。

まずは自分のスコアを知る

1冊は持っておきたい公式問題集

リスニング対策をするにはまずは自分のスコアでリスニングがどれぐらいの配分取れているのかを知ることがポイント。

公式テストを常に受けている方は直近のスコアをみてみましょう。

前回受けてから1年ぐらい間が空いている

という方はぜひ公式問題集を1セット解いてみてください。

例えばあなたが今600点台でリスニングが300点台、リーディングが300〜200点台だとするとリーディング、リスニング両方を伸ばす勉強ができます。

でもリーディングが400点近いのにリスニングが200点台のような方は圧倒的にリスニングの力が足りないのでリスニングの勉強に集中したほうが良い、ということになります。

リスニングが聞き取れない理由を知る

リスニングで英語が聞き取れない原因は主に2つあります。

  • 語彙力が足りない
  • 音がつながるルールを知らない

語彙力はどのレベルにも関係しているTOEICのスコアを伸ばすための一番必要なこと

単語を知らなければ選択肢も選べませんよね。

しかもリスニングは瞬時に意味を理解しないといけないので単語の意味を正確にわかっていなければダメなんです。

そしてさらに大事なことは

単語と単語の音のつながりを知ること

単語と単語は隣り合った音がくっついて別の音になります。

音のつながりのことをリエゾンといい、種類は主に3つ。

連結・脱落・同化があるのですがこのルールを知っているだけでもリスニング聞き取り力が抜群に上がります。

例えばこんな感じ。

連結 take upはテイクアップ→テイカップ
脱落 good timeグッドタイム→グッタイム(dの音が取れる)
同化 get youゲットゥユー→ゲッチュー(トゥがチュー)

これらのルールは読んで覚えるよりも日々英語を口に出して体得する方が身につきます。

ここで活用できるのがリスニングの解答についているスクリプト(リスニングで流れる文章を文字で起こしたもの)!

音源に合わせて文章を一緒に言う練習をするだけでも英語特有の音を聞き取れるようになります。

語彙力をアップする

目標のスコアに到達するにはまずは自分のスコアを知ることが第一ステップ。

現状を知ることから対策は始まります。

730点を取るためにまずやること

  • まずは公式問題集を解く
  • リーディングとリスニングのスコアを把握する
  • 単語を覚える

スコアが出たら、自分の不得意なパートを把握し対策を立てます。

ただ、どのパートにしても語彙力がなければ学習は進みません。

リーディング、リスニングどちらのスコアアップも語彙力に比例しています。

単語の覚え方は本当にたくさんありますが基本は○単語覚えると決めて毎日取り組むこと。

ポリ子

私は毎日30単語を朝晩決めて覚えています

単語を覚えるにはまず自分の目標レベルに合ったものを1冊選びましょう。

730点を目指すなら王道ですが特急シリーズ金のフレーズ(金フレ)が一番効果あります。

スタートは600点を目指すとなっていますがもちろん初めから取り組みます。

600点から730点までの700語をまずは完璧にしていきましょう。

そしてさらに大事なのは受験日を設定すること。

受験日までに何周できるかを計画立ててすぐに始めるのがポイント。

単語は絶対忘れてしまうので覚える⇄復習の繰り返しで積み上げるのみ。

エビングハウスの忘却曲線によると1時間後には56%忘れるんですって!

忘れるのを前提に復習するのが大事なんですね。

単語を効率よく覚えるためのヒントはこちらをご参考ください。


使って効果のあったリスニング教材3選

ここではリスニングのスコアをアップできる教材をご紹介。

実際に使ってみて効果のあったものをくわしくお伝えしていきます。

公式TOEIC®︎Listening &Reading 問題集

楽天ブックス
¥3,300 (2024/03/29 14:16時点 | 楽天市場調べ)

まずは自分の位置を知るための基本の一冊。

公式問題集は現在1から9まで出版されています。

私も今は手元に7と8を持っていて、テスト直前で仕上げの時に使っています。

公式問題集はテスト2回分で実践練習ができます

特典でpart5〜part7の音源をダウンロード出来るので、リスニングの学習にも大活躍。

リーディングのパートを音源付きで復習できるのは嬉しいポイント。

この教材の良いところは

  • 別冊解答に詳しく説明がついている
  • なぜ間違えたか確認できる
  • 問題に出てきた単語と表現が覚えられる
  • リスニングだけでなくリーディングも音源で復習できる

何よりも最大のメリットは本番と同じナレーターの英語を聞けること。

TOEICではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの4カ国の英語の音声が流れてきます。

日本の教材はアメリカ英語が主流なので慣れていないととても聞き取りにくい。

聞き慣れない発音があります

公式問題集は実際のTOEICテストと同じ音声で構成されているのでテストに慣れるためには最適な教材。

しっかり2時間とって本番のように模試を解くことをおすすめします。

TOEIC®︎ L&Rテスト 究極の模試600問+ 

楽天ブックス
¥3,300 (2023/04/08 09:18時点 | 楽天市場調べ)

こちらはリーディング対策でもご紹介している一押しの教材。

初級から上級まで対応しています。

信頼できる(株)アルクの教材でTOEICトレーナーのヒロ前田先生の著書。

この教材の一番のポイントは

ポリ子

とにかく解説が丁寧でわかりやすいこと

さらにその解説が動画で見ることができる特典付き

この教材の目的は何度も繰り返し問題を解いて全てを吸収すること。

私はTOEICを受験する前には必ずこの教材を最低一周してチャレンジしています。

この教材の良いところは

  • テストの解説をすべて動画で確認できる
  • 復習用のテストもついて4セット練習できる
  • 解説がストーリー形式でわかりやすい

特典の動画には復習のやり方も解説してあり教材をしっかり使い倒すことができます。

模試ではありますが各パートのリスニング練習をするために使うことができる最強の教材。

問題冊子は薄いのでどこにでも持ち運べますし解説は移動中でも聞くことができるハイブリッドな作り。

「模試」というスタイルなのでリスニングの全パートを勉強できるのが嬉しいですよね。

解説がストーリー形式というのが面白いですね

解説には「ゼミ生中継」というパートがあり、間違えやすいポイントを受験者と先生という形式でくわしく説明。

『自分も間違えた!』という共感ができるストーリー仕立てでスッと頭に入ってきます。

この教材はリーディング対策にも大活躍なのでTOEICを受験するなら1冊は持っておきたい!

リーディングのくわしい使い方はこちらをご参考くださいね。

TOEIC®︎L&Rテスト精選模試 リスニング

楽天ブックス
¥2,090 (2023/04/08 09:25時点 | 楽天市場調べ)

こちらは比較的最近使い始めた教材です。

リスニングだけの問題集でTOEIC本番と同じ形式の問題が5回分収録

公式問題集や究極の模試よりも問題量も多くリーズナブル。

たくさん問題が解けるのでこれはいい!と思い購入して解いてみた感想はズバリ

ポリ子

単語が難しい!

正直見たことがない単語もあり、語彙不足を実感します。

TOEIC本番の試験よりも難易度が高いのですでに700点を取得している人向け

レベル的には中級から上級者向け。

今700点前後で800点以上を目指す方には使うメリットがあります。

730点を目指すには難易度が高く模試で低い点を取ってしまうのでモチベーションが下がるかもしれません。

ただ、この教材には良い点もたくさんあります。

この教材の良いところは

  • 解説が具体的
  • 問題ごとの正答率がわかる
  • リスニングだけを本番形式で練習できる
  • 問題数に対してコスパが良い

他の教材よりもかなりリーズナブルなので何度もリスニングを練習して精度を上げたい方にはおすすめの1冊。

ただ、現在600点台で確実に730点を目指したい方にはやはり究極の模試をおすすめします

パートごとの攻略と効果的な勉強法

では、早速スコアを上げるための効果的な勉強法をお伝えしていきます。

730点を目指してぜひ取り入れてみてくださいね!

Part1攻略

Part1は写真の内容に最も適した表現を選ぶ問題です。

確実に正解するためには写真を細かいところまで見ておくことがポイント。

Part1特有の表現があるので金のフレーズを利用して覚えておきましょう。

Pat1攻略:金のフレーズにあるパート1重要語100を完璧に覚える

日頃から写真を見て英語で表現(1文で)できるかを書いてみたり言ってみるのも練習になります。

まずは表現を覚えるんですね!

Part2攻略

Part2は問いかけや発言に応答する最も適した応答を選ぶ問題です。

疑問詞の問題が多いので最初の語句を聞き漏らさないことが必須

ここで困るのがお決まりの答えが見つからないこと。

Whenで聞いてるのに直接的な答えがない時があります

この手の問題は一文全体の意図をとる必要があります。

また、否定疑問文(Aren’t youなど否定から始まる) や付加疑問文(isn’t itなどが文末に来る)が苦手な方も多い。

このパターンはもう否定とか無視して肯定文と思って解答してみましょう。

Part2には状況の理解を試す問題がたくさん出ます。

聞くだけでは身につかないのでやっぱり声に出して練習することが必要。

Part2攻略:シャドーイングとディクテーションをする

シャドーイングとは、影のように音声の後ろから追いかけて言うこと
ディクテーションとは、聞こえた音声を文字で書き起こすこと

Part2は1文なので練習もしやすく取り組みやすい。

ディクテーションは慣れるまでは大変ですがこれを乗り越えたらPart3・4の壁も低くなります。

これは早速やってみます

様々な状況におけるコミュニケーションを学ぶために楽しく勉強したい方にはNHKラジオビジネス英話がおすすめ。

実際に仕事をしている状況を登場人物になったつもりで体験しながらTOEICに出てくる表現も学べます。

NHKラジオ英会話でリスニングのスコアをアップする勉強法はこちら。

Part3攻略

Part3は2人または3人の会話を聞き問題用紙にある選択肢から答えを選びます。

ここでやっておきたいのが会話が流れるまでに設問を読んでおくこと

はじめの何問かは先読みできるけど途中からペースが乱れます

先読みできないと焦ってしまいますよね。

設問を読むことに集中すると聞くことがおろそかになってしまっては本末転倒。

なので問題文の必要と思われる2単語から必要な情報を得る練習をしておきましょう。

What does the woman suggest the man do?
女性は男性に何をするよう提案していますか?

引用:究極の模試600問+

この文章の大事な単語はwomanとsuggestなので女性が提案してくるところがヒントになります。

Part3攻略:先読みは全文を読まず2単語で大事なポイントを拾う

流れてくる音源に集中するために先読みの練習をしておきましょう。

先読みにもポイントがあるんですね!

Part4攻略

いよいよリスニングの一番高い山!

Part4は40〜50秒のトークを聞き、問題用紙にある選択肢から解答を選びます。

問題形式はPart3とほぼ同じです。

図や表を見て答えるグラフィック問題もあるのですがこれがなかなか難しい。

この問題は苦手です

Part4攻略:グラフィック問題は図の中の情報と音声の情報を関連付ける練習をする

クーポンや見取り図などを見ながら答える問題はどこを見ていいかわかりずらい!

そんな時はそれぞれのポイントを知っておくと便利。

グラフィック問題の注目ポイント

  • ピザなどのクーポン→枚数と割引率
  • 部屋などの見取り図→前後左右の位置関係
  • 棒グラフ→タイトル、数字
  • イラストだけのもの→目立つ部分
  • 図表に数値がないもの→値の大きいものと小さいもの

それぞれの図のタイプを把握して音声を聞くだけでも心に余裕が生まれます。

TOEICは書き込みができないので情報を瞬時に把握するのがポイント。

意識して解いてみよう!

Part3・4の問題を解いた後の勉強法

では、私が愛用している究極の模試600+で学んだリスニングを解いた後の勉強法をお伝えします。

全部で7ステップ。

Part3・4を解いた後の勉強法

  1. 音源を聞き解答
  2. 答え合わせする前にディクテーション
  3. 答え合わせ
  4. 精読(スラッシュリーディング)
  5. 音声を聞かずに音読
  6. シャドーイング・オーバーラッピング
  7. 暗唱 

こんなに復習するんですか?

正直これを全部やろうと思ったらものすごく時間がかかります。

なので私はこれをもっとシンプルにして知らなかった単語を覚えるステップを入れてみました。

自分流にカスタマイズした勉強法

  1. 音源を聞き解答
  2. 答え合わせ
  3. スクリプトを見ながら聞く
    知らない単語、表現をノートに書く
  4. 音読
  5. シャドーイング

リスニングで出てきた単語や表現はよく出てくるものばかり。

リスニングの勉強をしながら単語も覚えていけば一石二鳥ですよね!

攻略法はいろいろあるので自分が無理なくできる内容にカスタマイズするのも勉強を継続するポイントです。

まとめ:TOEICリスニングスコアアップ

この記事ではTOEIC730点を取るためのリスニング勉強法をお伝えしてきました。

自分でも取り入れられそう!と思った勉強法や教材が見つかりましたか?

リスニングパートをスコアアップするためのポイントは

  • 自分の現在のスコアを知る
  • 目標レベルにあった教材1冊を使い倒す
  • 問題を解いたらその問題を吸収するために復習する

730点の壁を越えるには基本を落としてはいけないので解説がしっかりある教材を使うのが鉄則。

おすすめの教材活用法

  1. 公式問題集で自分のスコアを知る
  2. 金フレで語彙をインプット
  3. 究極の模試600問+で各パートを練習
  4. 公式問題集で仕上げ

すでにスコアが700点近くて800点も目標に入っている方は精選模試もおすすめ。

私は究極の模試600+を試験日まで何度もやり倒します!

私は公式問題集で現状を知ることから始めます

自分に合った教材が決まったら受験日までに全て終わらせるのを目標にしましょう。

自分ではなかなか学習プランが立てられない、継続できないという方はプロのサポートをおすすめします。

あなたも今日から目標に向けて勉強をスタート。

TOEIC730点を取得して未来に向けて可能性を広げましょう。

毎日の積み上げこそが大きな成果を生み出すのは言うまでもありません!

ポリ子

There is no royal road to learning!
学問に王道なし!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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